あなたが会計知識を習得すべき3つの理由

答えから言ってしまえば必要でしょう。全てのデータは最終的に会計へと収まっていきます。何らかのデータがあった時、それが会計上必要ないのであれば削除できる可能性もある位です。

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via Busy with these ! on Flickr - Photo Sharing!

 

バックオフィスの方で、なぜこの入力を行わなければならないのだろうと思うようなことが時々あります。それらは企業内の歴史の中で培われたもので、存在意義を誰も知らないことがあります。そうしたときに重要なのが、会計上利用しているか否かです。もし利用していない場合、そのデータは消しても問題ない可能性が高まります。

逆に、例えば顧客管理にあるデータが売掛元帳の顧客名として使われていた場合、安易にデータの削除処理を行うとリレーションの具合によってはデータは抽出できなくなり、会計の不一致を起こしかねません。削除処理の前に、売掛残が存在するかチェックしたり、漏洩するとまずいデータ(会社名、メールアドレス、住所など)だけ塗りつぶして他は削除フラグを立てるだけにしておくといった処理にすることを考えつきます。

会計のデータは決算書へと反映され、企業が存続する上で重要な要素になります。このシステムへと入るデータは全て最重要です。その観点でデータ構造の定義をしていくと、実は担当者の個人的な思いであったり、既に不要なものであったりということが分かるようになってきます。

さらに大事な理由は以下より。

さらに会計では仕入や売上のポイントが重視されます。これらを的確にシステム上に反映していかなければいけません。それは販売管理というシステムだけの話ではなく、業務フローを知る上でも大事なポイントになります。なぜこのタイミングでこの帳票が出てくるのかと言ったことを知れば、業務知識が高まり現状フローの改善、さらに良いシステムを設計できるようになります。

次にシステムの組み方です。ユーザ側が利用する情報系システムの場合、数値やデータはアップデートされてもあまり問題ありません。が、基幹系システムの場合、整合性やある日時時点での数値を後で見返すことが考えられるので、数値をアップデートではなくログとして管理していく必要があります。その考え方を情報系システムで適用すると、より堅牢なシステムが組める場合があります。

最後に消費税の計算です。ショッピングカートのシステムでも消費税の計算処理が入るでしょう。例えば50円の商品を10回に分けて購入した場合、52円×10=520円になります。が、50円の商品を10個、1回で購入した場合は50×10+5%=525円になります。この5円の差異をどのように考えるかが重要になります。さらにこれをまとめて返品された場合、消費税分も含めて返品処理を行いますが、単純に計算すると前者の場合5円損する可能性も考えられます。この点を的確に考えつつシステムを構築していかないと、会計上、ひいては決算上の問題点になる可能性があります。

会計の仕組みを知ることは、堅牢なシステムを開発する、業務フローを学ぶことでより良いシステムが提案できるようになる、前後の整合性を確実にしたシステムを組めるようになるという利点が考えられるので、習得は必須と言えるのではないでしょうか。

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