シングルタスクのススメ

Appropriating and Adapting eMail - ProcessRight Workflow Poster on Flickr - Photo Sharing!
マルチタスクで動くという人がいるのですが、本当でしょうか。私自身が色々実験してみた結果からすれば、マルチタスクで動くはまず不可能でした。例えば開発をしながら、人の評価を考えつつ、メールを気にする…なんてばらばらなことをやっていると気が散ってどれも未達になります。が、何となくどれも進んだような気がして、仕事をやった感が感じられます。
しかし過程は対して重要ではなく、結果が出せることが第一です。そのためにはいずれであっても、まず終わらせることが重要です。そこで大事になるのはシングルタスクではないでしょうか。
シングルタスクの場合、すべきことは一つしかないので単純です。が、それだけをやっていると集中力が続きません。そこで、一つのタスクをさらに細分化します。できれば10分単位くらいで終わるくらいに分けます。例えばあるシステムの開発であれば、
- 作業内容を考える
- テストを作る
- 大枠を作る&テスト実行
- 中枠を作る&テスト実行
- 詳細を作り込む&テスト実行
- 画面を作る
- 手作業のテスト
といった感じでドリルダウンしていきます。そして、順番に終わらせていきます。これによって短い時間単位で達成感を感じつつ、次の作業に移っていくことができます。
とは言え、一つのことだけをずっとやって仕事が終わる訳ではありません。いくつもの作業を抱えたとき、どういう風にこなしていけば良いのでしょうか。
個人的にやっている方法は、相手に投げたときに時間が稼げるものから終わらせる、です。例えばメール一通出すだけで、相手が考えるターンになるのであればそれを早めにやっておく。こちらが仕様をきってしまえば相手が作り始められるのであればそれをやってしまう、です。
自分だけの没頭できる時間は後回しにしておいた方が、後で相手から「この件はどうなっていますか」とつつかれて集中力を切らすことが少なくなります。もしここで「この件なのですが…」と確認にくるようなことがあれば、メールの出し方や仕様の切り方に問題があったと考えるべきです。
人は自分のターンが終わると、なぜか相手にはすぐに答えを求めたがります。発注書を出した直後に納期の話をはじめたりとか。ですが相手にも事情があるでしょうから、それは無理難題です。そこでまず相手に投げてしまって、こちらは自分の作業を片付けるようにしておけば、相手にもゆとりを与えられて、こちらはそれを気にせず作業できてお互い幸せになれるのではないでしょうか。
会社の事業などでも、幅広くやると大抵どれも半端で失敗します。選択と集中、選択は相手に投げた場合で書いた方法で、集中はシングルタスクで取り組んでみるのはいかがでしょう。